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日本ファーストの会のファーストに? [政治]

朝刊のトップに”「日本ファーストの会」設立”とあったので驚いた。まさか「日本ファーストの会」という名前で政党を創るとは思っていなかったからだ。だが、新聞を良く読んで見ると「政党」ではなく、「政治団体」だった。それでも「政治団体」とは、①政党、②政治資金団体、③その他、で今のところ「日本ファーストの会」は③なのだが、「国会議員が5人以上」「前回の衆院選または前回・前々回の参院選で得票率が2パーセント以上」のどちらかを満たせば、届け出をして「政党」になる事が出来る。なので「政党」になる事を念頭においての「政治団体」であるので、実質新党立ち上げと考えて良いのではあるまいか?政党名は何になるのかは判らないが「日本ファースト党」だけは勘弁して欲しい。トランプ大統領の「アメリカファースト」という言葉を聞く度に、私には「アメリカさえ良ければ、他国などどうでもよい」と聞こえる。現にアメリカでもこの言葉に嫌悪感を感じている人も多く、トランプ氏が大統領である事を恥じていて、現在支持率も歴代最低の水準である。


ネットで調べて見たら「日本ファーストの会」という党名には色々問題がある事を知った。まず、第一に”「小池都知事がファーストという呼称を使う事を了承した」と記事にあるが、「ファーストという言葉は小池都知事の所有物では無い」”という指摘があった。第二が”ドクター中松氏が今年4月に「日本ファースト党」の商標登録をすでに出願している”で、第三が”英語表記を「JAPAN FIRST PARTY」とすれば、既に桜井誠氏が党首を務める政治団体「日本第一党」と重なる”。以上は党名だけの問題なのだが、この問題を乗り越えて党名を「日本ファースト..」にすると、「都民ファースト」という概念と相反する事になるという指摘があった。つまり”日本の将来を考える政党ならば、東京への富、権力、人、等の集中を防ぎ、地方に分散させて、地方再興を行う政策が不可欠である”という矛盾だ。若狭勝衆議院議員の「自民党でも民進党でもない、もっと声を受け止める政党を有権者が求めていると実感した」の発言は解るが「軸となる政策は特にない」「優秀な人が政治塾に入って多様な考えで収斂していくのだ」「政治のプロではなく多様な人材が必要だ」にはいささか疑問が残る。「政党」と名乗るからには「政策」が無ければ始まるまい。「プロではなく多様な人材」と言うけれど、昨年7月に行われた参議院選挙をテレビ東京が「池上彰の参院選ライブ」を放送し、当選した元SPEEDの今井絵理子氏が「沖縄問題はこれから勉強します」と池上氏の質問に答えて問題になったが、彼女には今、不倫疑惑が持ち上がっている。重箱の隅(決して隅では無いが)をつつく積りは無いけれど、素人が都政ならともかく国政レベルで政治に参加するのは無理ではあるまいか?そして、今の国際情勢を考えれば「今から勉強します」では間に合わない。


先日、民進党の細野豪志氏が離党宣言をしたが、そんな宣言も大きなニュースにはならないし、これから行われる民進党の代表選など、大半の国民は興味もあるまい。細野氏は離党の理由を「二大政党制という大きな目標は民進党と同じ。それがどういう姿なのかについての考え方(の違い)だ」と発言している。もしかすると「日本ファーストの会」に入り、二大政党を目指すのかも知れない。そうなると「自民党対日本ファースト党」とでもなるのだろうか?やはり政党名には嘘でも(?)「民」の一文字が欲しいけれど、「国民ファーストの会」は既にあるので避けたとか。新聞に「日本ファーストの会の設立理由は年内に国政新党の結成を目指す為」とあったが、「国政新党」という党名を冠した政党が本当に現れる事を夢想してしまう。「民進党 受け皿ではなく ザルだった」


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