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印象操作 社会学者vsちちんぷいぷい [政治]

朝日新聞の「天声人語」と東京新聞の「筆洗」が同じ言葉を取り上げていた。その言葉とは安倍首相が最近乱用している「印象操作」である。まず天声人語を私なりに抜粋要約引用させて頂くと”森友学園や加計学園の疑惑を追及されると、「それは印象操作だ」と反撃して質問をかわす。元々はアービング・ゴフマンなる社会学者が1950年代に提唱した概念で、人のふるまいを演劇としてとらえ、人は観客を意識して自分の印象を管理していると説く。彼の語法には、何かをねじ曲げたり、だれかをおとしめたりするような攻撃的な含意は感じられない。これを安倍首相のような語法に同調するならば、前文科次官に対する政権の攻撃こそ、まさに典型的な印象操作と呼ぶべきではないか。共謀罪の名を隠して「テロ等準備罪」と呼び変えるのも、堂々たる印象操作だろう。どうにも好きになれない言い回しではある。それでも年末になれば新語流行語の賞に選ばれる予感がする。「忖度」とどちらが上位に来るだろうか。”私は天声人語を読んで何時も思うのだが、「少し固い」「優等生」「笑いが少ない」等々の不満が残る。「民の声、庶民の声こそ天の声」の題名のコラムなのだから、もっと砕けて、もっと庶民よりでも良いのでは?と感じる。


次に「筆洗」を抜粋要約引用させて頂くと”「ちちんぷいぷい」子どもが転んでどこかを痛めたときに唱えるおまじないで「痛いの痛いの飛んでいけ」と続く。徳川家光公の乳母、春日局が使ったのが起源という説もあり、漢字で書けば「知仁武勇」で「あなたは優れた子であり、宝物だからどうぞ泣かないで」の意味になろう。われわれが現在、耳にしているのは国会論戦史上、最悪のまじないかもしれぬ。「印象操作」。それを唱えれば、いかなる悪霊も退散すると信じているかのような最近の安倍首相である。加計学園の獣医学部新設問題をめぐる野党の追及に対し「印象操作だ」「(自分への)印象操作でいいかげんなことを言っている」と唱え続け、質問に真正面から答えようとしない。印象操作といえば、事実を誇張し歪(ゆが)め、相手の評判を落とすようなやり方なのだが、野党は首相と学園理事長との関係を質問しているにすぎぬ。それを印象操作だとすねてしまえば、国会質疑の大部分は成り立たないだろう。痛いところをさする手によって「ちちんぷいぷい」には効果があろう。が、「印象操作」のまじないに効き目はない。時間稼ぎ。ごまかし。それこそ世間の印象を自分で悪く操作している。唱えるたびに「痛いの痛いの飛んでくる」である。”初めて東京新聞のコラムをネットで読ませて頂いたが、やはり「天声人語」程の文章力、説得力が無い。けれど、「天声人語」が思い付かないよう切り口で、読んでいて面白かった。


どちらがお好みか?は読み手にお任せするが、「印象操作」をおまじないとするのは少し無理があり、説得力に欠ける。それでも「ちちんぷいぷい」の起源を知る事が出来たし、ちゃんとオチが付いているのは私の好みだ。東京新聞と言えば、私が浪人時代、アパートで兄と暮らしていた時に購読していた。兄に購読の理由を聞くと「安いから」で、確かに3大新聞に比べればかなり安かったと思う。今、幾らか調べたら朝夕刊セットで3343円、朝日や毎日が4037円なので、やはり少し安い。東京新聞も購読しようかな?と考えたが、私が住んでいるのは埼玉県なので止めた。埼玉新聞も朝刊のみ
で2983円、ネットでちょっと記事内容を調べて見たのだが、あまりにもローカルニュースが多い(当たり前)し、これ以上新聞購読数を増やしてしまうと、経済的にも時間的にもきつくて、ブログを書いている暇が無くなってしまうので諦めた。「安倍総理 操作せずとも 悪印象」 


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