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かわいい子には食べさせよ そうでない子は旅させよ [教育・生活]

何時ものへそ曲がりなタイトルになってしまったが、勿論、我が子がかわいくない親などいないので(最近、そうでもない親が多くて残念だ)、食べさせて旅もさせるのが一番良いのだろう。本来の諺の意味は”我が子が可愛いなら、親の元に置いて甘やかすことをせず、世の中の辛さや苦しみを経験させたほうがよいということ”なのだが、何故「旅」なのかが私には不思議だった。”昔は現代のように交通機関が発達していなかったので、旅は辛く厳しいものであったことから”という注釈があったので、何となく理解は出来るが、あまりピンと来ない。けれど「旅」とは帰る所があるから「旅」になり、帰る所が無ければ「放浪」でしかない。要は”子供が本当に可愛いと思うなら、親元に置かずに自立生活をさせる方が良い。ただし、突き放すのではなく、疲れたら何時でも帰って来て、一時休んでも良いからね”なのだ。英語では”Spare the rod and spoil the child.(鞭を惜しむと子供はだめになる)”。表現が露骨過ぎて奥行きに欠けるので、やはり同じ意味でも日本語の表現が数段優れていると思う。


新聞投書に「親元離れ感じる周囲の優しさ」があった。実家が離島なので、壱岐高校で学ぶために親元を離れることになった15歳男子で”大抵の人は高校を卒業後、就職や大学進学の為に親元を離れるが、離島留学生は他の人より3年早く自立しなければならない。父が「今まで自分がしていなかった事が全部自分にのしかかる」と言っていたが食事以外の事は全部自分でやらなければならない。その覚悟を持って壱岐市へ来たのだが、住めば都で近所の人は優しい人ばかりで、一緒に居る先輩方は家族のように思えて、今は毎日が楽しい”と投書内容を要約させて頂いたが、文面から全寮制かな?と思ったら壱岐高校の離島留学生の場合はホームステイになり、費用は毎月7万円だが助成が3万円あるので親の負担額は4万円になる。子供にもよるが、大学生ましてや高校生が自炊をするのは大変なのではあるまいか?最初こそ炊事するかも知れないが、そのうちに面倒になり三度の食事もおろそかになる(私がそうだった)。親が一番心配するのは「ちゃんと食事をしているか?」で、それこそ「かわいい子には食べさせよ」なのだ。裕福な家庭の子でも、仕送りが食事代に使われるとは限らないし、ましてや仕送りがままならない親は気が気ではあるまい。そういう点で高校生のホームステイは親代わりもおいでで、食事も心配しなくて済み良いアイデアだなと思う。


彼には失礼だが、戦後中卒者が「金の卵」と呼ばれて集団就職する時代があった。彼らの労働力が高度成長期を支えたのだと思うのだが、彼らに比べれば投稿者の彼は恵まれている。親元を離れなければならない不安は同じでも、一方は労働者でもう片方は高校生なのだ。「金の卵」は遠い地方から長時間列車に運ばれてやって来て、そう簡単には実家に帰れないし、帰るにもお金と時間がかかった。NHKの朝ドラ「ひよっこ」を観ていると、時代は「金の卵」が終わろうとしている頃だろうか?それでも集団就職者の生活ぶりが良く出ていると思う。私はあまり熱心に観ていないが、先週は主人公が今まで勤めていた会社を辞め、新しい職場に移る迄の僅かな休日に里帰りし、一日中寝ていた。そして実家での団欒、食事を楽しんでいた。やはり「ひよっこには食べさせて、そしてまた旅させるのが一番」なのだ。ネットで調べていたら「かわいい子 旅をさせたら 孫ができ」という川柳を見つけた。一般的にはかわいい子とは男の子らしいのだが、もし女の子だったら?と考えたが、どちらにしても孫が出来たのだから、今の時代それも許されても良いのかも知れない。それも「旅」なのだから。「反抗期 あってもなくても 心配だ」


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