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国会の与党の質疑はCMタイム? [政治]

今、国会で参議院予算委員会の質疑が行われている。野党の質問には森友学園の問題が度々取り上げられているので、私などついつい見入ってしまう。私は以前から「与党の質疑など不要ではないのか?党内でやれば済む事である。自民党は勿論、公明党の質疑さえも答弁という形をとった政府のCMにしか思えない」と考えていたのだが、ネットで調べたら同意見の方が多数おいでだったが、別の見方もある事を知った。私のような疑問を持っている人の質問に対して、ある回答者の文章を引用させて頂く。”衆参で与党が安定多数を持っている国会では予算委員会の質問の中で野党の質問が一番無意味なものなのです。何を言っても実現しないからです。内閣支持率を下げて次の総選挙のための準備に過ぎないのです。野党の質問は与党の政治への不満のガス抜きにすぎないのです。私は与党の質問の方を真剣に聞いています。政府内閣の答弁は身内への約束であり政策実現の可能性が高いからです。特に経済政策については株価にも影響を与えます。公明党の質問と政府内閣の答弁はすでに与党内の擦り合わせが終った協議済み事項なのて、さらに興味深いのです”。そして別の回答者は”日本では政治が成熟していないため、政策の多くを官僚が考えており、そもそも政府・与党の議員も政策を把握していないケースも少なくありません。そういう状況下では、与党議員が本当にわからないから純粋に質問をするケースもあり、意味はあるでしょう。”これらを読んで私はこれらの意見に全面的に賛成ではないけれど、そういう見方をしている人もおいでになるのだなと感心してしまった。


私は「野党の質問は与党の政治への不満のガス抜きにすぎない」とは思わない。質問にもよるけれど森友学園問題への質疑などは、野党がやらなかったならばここまでの情報は公開されなかったと考えるので、野党の質疑は無駄ではない。自民党の内からも、反安倍勢力の議員がもっと質疑をしてくれれば、自浄能力もある成熟した政党だと安心するのだが、5日の自民党大会では党総裁の任期をろくに議論もせずに党則を「連続2期6年」から「連続3期9年」に延長した。天皇の退位は渋るのに、自分の在位はすんなり通してしまう安倍一強自民党が恐ろしい。数年後には北朝鮮や中国のような政治体制になってしまうのではないかとさえ思ってしまう。一方の野党第一党の民進党だが、ブーメラン質疑の繰り返しなので、ガスは抜けるどころか、溜まる一方だ。典型的な例が森友学園での質疑で、民進党の大西健介氏が27日、文部科学省が同学園運営の幼稚園の教諭を表彰したとして政府を追及したものの、旧民主党政権時代の表彰だった。そして28日には民進党の小川敏夫参院議員会長が、稲田朋美防衛相に対し、森友学園の籠池泰典理事長を過去に表彰した経緯を尋ねたが、民主党政権時代にも感謝状を贈呈していたのだから呆れる。「それは民主党時代の事で、党名が民進党になったので我々の政党では無い」とは言わせない。


国民はどうやってガス抜きをすれば良いのだろう?NHKの国会中継を観ていると「安倍総理と麻生副総理は良く笑っていられるなあ」と呆れるどころか権力者のおごりを感じるし不謹慎でもあるので、私もガスが溜まる一方である。2015年の8月25日にNHKが山本太郎議員の質疑途中なのに午後6時で放送を打ち切るという大暴挙があったけれど、国会質疑が大相撲以下の扱いにされている。野党が質疑をしている国会中継が、NHKで中継放送されている今はまだ良いが、そのうちに自民党の質疑CMしか放送されなくなる日が来そうな嫌な予感がする。仮にそうなったら、そんなCMだけの番組を国民は誰も観ないだろう。そもそもNHKは国民の受信料で運営されているので、政治的にも中正公立でなければならないのだが、果たしてそうだろうか?と私は時々疑問に思っている。「NHK 最大のスポンサーは 自民党」


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