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「技あり」より「一本」が「有効」 [スポーツ]

新聞朝刊に”「見せる柔道」へ新ルール”の見出しがあった。リオオリンピックで男子が全階級でメダルを取ったので、日本人に不利なルール改正になるのかな?と思って新ルール案を読んだら、柔道本来の姿に戻りそうなので安心した。日本の試合ではともかくオリンピックや世界選手権大会で外国人と戦う「柔道」が、私には別のスポーツに見えて仕方が無くて、「JUDO」という「柔道」とは違う物だと思って観ている。典型的な例が2000年シドニーオリンピックの篠原信一選手の大誤審で、ドゥイエの内股に対して篠原の内股すかしが決まって金メダルだと日本人なら誰でもそう思った。証拠に篠原はガッツポーズで、ドゥイエは肩を落としてした。ところが、副審の1人は内股すかしで篠原の「一本勝ち」と判定したのに、主審と残りの副審はドゥイエの内股を「有効」にし、篠原は銀メダルに終わった。つまり、戦った選手同士はどちらが勝ったのか?を解っていたのに審判が「柔道」というものを判っていなかったのだ。


そもそも「有効」というポイントが果たして「有効」なのか?と思う。今度の新ルールでは「一本」と「技あり(技ありと有効を統一)」に統一され「技あり」は何度重ねても「一本」にはならない。そして試合時間が男女共に4分間になり、引き分けの場合には「時間無制限の延長戦」に入るので、日本の理念とする「一本」勝ちに近付くので良い事だと思う。「JUDO」を観ていていらいらするのは、日本人が「一本」で勝とうとしているのに、外国人が「有効」で勝とうとする事で「君達の柔道は本当の柔道じゃない!勝つ事より勝ち方だろう」と思えて歯がゆい思いをする。

それにしても篠原信一氏だが潔かった。表彰式で涙を見せた篠原が、会見で言ったのは「自分が弱いから負けた。それだけです」だった。さぞや堅物だあろうな、と思ったら大間違いで、最近TVのバラエティで良く見かけるがコメントや返しが絶妙で下手なお笑い芸人より余程面白い。彼は身長190cmで顔もでかいので(巨人症)ターミネーターのワールドプレミアムでアーノルド・シュワルツェネッガーに初めて会った時「小さい」と思ったが、その後に来たシルヴェスタ・スタローンは「さらに小さい」と自虐ネタで笑わせた。


私が相撲が好きな理由は、重量級別ではない事、引き分けがない事、ビデオ判定を取り入れている事、外国人にも門戸を開放している事、観客に和服美人が多い事だ。相撲はスポーツではないのかも知れない。国技なので伝統も厳しく守られていて、力士の髷、行司の服装、審判団の羽織袴、呼び出しの声、等に美しさを感じる。思えば柔道は1997年に国際試合でのカラー柔道着が認められてから「JUDO」になってしまったのではなかろうか?日本発祥の「柔道」なのに「伝統」や「文化」まで白から青に変わってしまったような気がするし、せめて国内試合だけでも白で統一して欲しい。カラーに賛成の理由は「誤審が少なくなる」「TV映えが良い」「相撲でも褌がカラー」が主な理由なのだが、私には一方が青い帯をすれば済むと思える。この帯の色だが成年は「白」「茶」「黒」「紅白」「赤」で、少年は「白」「黄」「橙」「緑」「紫」「茶」の順に強い。「黒帯がなぜ強い証なのか?」だが「柔道の帯は洗濯しないのが基本、なので稽古の年月を重ねるうちに黒くなって行く、だから白と黒の間に茶がある」。記事を書くのにネットで調べていて「知らなきゃ良かった」と思う事がたまにあるが、これなんかもその一つ。もしかすると私のブログもその一つかな?まだまだ「真っ白」なんだけどなあ。


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